猫ブームの陰で
猫ブームの陰で
ようやく春らしい陽気になったと思ったらまた寒くなったり、からだがなかなかついていかないですね。
去年から、猫の飼育数が犬の飼育数を上回ったとかなんとかで、猫ブームと言われています。
犬に比べると飼いやすいとか。
決して飼いやすくはないです。
トイレのしつけができるまではそこら中で排泄し、爪研ぎはお気に入りの場所があって、こっちの都合はお構い無し。壁紙や椅子の背もたれなど、カーペット好きもいました。
夜になるとひとり運動会を始めて家中走り回ります。兄弟なんかいれば、お祭り騒ぎです!
寝ているところを起こされるなんて日常茶飯事。
オスは、去勢しないとマーキングがすごいです。
それと、繁殖力が半端ない。
油断してるとすぐ産まれます。
我が家には猫がいます。
捨てられていたり、よれよれで迷いこんできたりした子猫たちを保護して飼っています。
困る子猫が増えないよう、不妊手術もしています。
たくさんの困った行動もカバーしてしまうくらいかわいいと思えるから一緒に暮らしています。
そんななかでの猫ブーム。
また捨てられたり殺処分される猫が増えるのではないかと心配しています。
そして、猫ブームに押されて売れ残るワンちゃんたち。
どうなってしまうのでしょうか。
保護犬、保護猫を引き取ってもらうことも重要です。
でも、それでペットショップの子犬子猫が売れ残って処分されると思うと、どうすればいいのかわからなくなります。
ペットショップでの犬猫の生体販売、ブームを煽るメディア、扱っているのは命だということをもっと考えてくれたらいいな、と思います。